2012年10月に読んだ本(読書メーターまとめ)

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:4299ページ
ナイス数:243ナイス

憑物語憑物語感想
暦と月火が一緒に風呂に入るまでのやりとりとか、斧乃木ちゃんのユーフォーキャッチャーとか、戦場ヶ原の“こよこよ”とかメッチャ笑えました。しかし、暦は怪異の方へ近づいていくほど、これまで関わってきた怪異から孤立していくような感じもします。忍野メメの行方や忍野扇の本心と暦自身が怪異からどう救われるのか、その時忍との関係はどうなるのかなどシリーズ完結に向けたプロローグとして面白かったともいます。★4.5
読了日:10月2日 著者:西尾 維新

 


神様のメモ帳〈7〉 (電撃文庫)神様のメモ帳〈7〉 (電撃文庫)感想
ギンジさんはユイ達家族を捨てたももの、マジックのかけられた小屋が彼にとっての「ホーム」だったのですね。そして家族や過去との柵と自分を断ち切ろうとしたけども、なかなか断ち切れずにために仲間に頼んだと思うと切なく感じます。想いをなすことが出来なかったユイが最後に歌を作るところは切ないですね。少佐が遊びの域から出ないことにこだわるところはニート志望の彼らしいですね。今回は依頼人が魅力的だったため、アリスの照れ隠しの罵りもいつも以上でしたね。デレるアリスは登場するのでしょうか?(笑)★5
読了日:10月2日 著者:杉井 光

 


ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2 (ファミ通文庫)ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2 (ファミ通文庫)感想
聖羅の幼い嫉妬や大人への反感、シャールへの恋心なんかが可愛らしく描かれていたと思います。聖羅のことを思って家庭教師を続ける決心をしたシャールは男らしく交換が持てますね。また、シャールへの恋心が芽生えたアニスが可愛すぎます。後半の短編もそれぞれのキャラの性格が面白くてよかったです。この先はシャールが聖羅やアニスに対して二人の自分をどう使い分けていくのか、そして社長さんの正体なんかも楽しみですね。★4.5
読了日:10月3日 著者:野村美月

 


ヴァンダル画廊街の奇跡 (電撃文庫)ヴァンダル画廊街の奇跡 (電撃文庫)感想
誰かの心のなかにある絵を再現し、世界を変えようというテーマは面白い。各話のクライマックスは一見はしょっているような感じもしますが、余韻を強く残していて読後感がとてもさわやかな感じがします。エナが父親の最後の絵を街に出現させたところやロフマットがエナに一枚の絵を渡すところは感動的でした。意外と早く父親の死の真相が明らかになりましたが、母親の行方を王展開になるのでしょうか?絵画という極めてアナログな題材に、AIやサイボーグが絡む設定は面白い。また、ヴァンダルを追う2人のキャラクターもいいと思います。★5
読了日:10月6日 著者:美奈川 護

 


バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)感想
どの話も面白かった。学校見学で翔子が真面目に“しょうゆ”と答えるところは思わず噴きました。入れ替わりでは美春と美紀の暴走とか、ある胸を実感した美波の変貌ぶりとか笑いのツボ満載でした。明久になった雄二を玲がどうやって起こしたのか気になります。未来の姿で雄二の進路志望とか、美波の胸が成長しているとか、秀吉の見た目が変わるとかも安定して笑えます。小学生の瑞希と明久の話はほのぼのしていますね。明久は人に好かれるバカなんだなと実感です。もうすぐ終わりでが大いに盛り上がって欲しいですね。★4
読了日:10月8日 著者:井上堅二

 


ヴァンダル画廊街の奇跡〈2〉 (電撃文庫)ヴァンダル画廊街の奇跡〈2〉 (電撃文庫)感想
時計職人、ピアニストはヴァンダルらしいエピソードで良かったと思う。時計台が止まる瞬間に母親の思い出の絵が描かれるところはとても美しいと思う。ハルクと過去に拘りのあったピアニストが長い年月が経った後でもハルクに淡い気持ちを抱いていたのはロマンチックです。しかし、敵対するDESTとUnknownと名乗る少年との絡みや、ゲティスバーグやカッツェからの逃走劇は、武力衝突がないだけではなく今ひとつ緊迫感が足りない感じがして残念。イラストはハルクは若々しすぎるし、カッツェは幼すぎる感がします。★3.5
読了日:10月10日 著者:美奈川 護

 


六畳間の侵略者!? 7.5 (HJ文庫 た)六畳間の侵略者!? 7.5 (HJ文庫 た)感想
まさかと思ったけど孝太郎たちの行動そのものが青騎士の物語になったとはビックリ。途中までは劇の台本を基に行動していましたが、途中から孝太郎がいかにも騎士らしく振る舞うところは面白かったですね。ティアの特訓の甲斐がありましたね。アライアの仲間が六畳間の人々に似ているところもいいです。クランも少しずつ孝太郎が気になってきているところもこれから楽しみです。アライアや宇宙の源流と孝太郎や晴海との関係はますます謎めいてきましたね。★4
読了日:10月12日 著者:健速

 


彼女たちのメシがマズい100の理由 (角川スニーカー文庫)彼女たちのメシがマズい100の理由 (角川スニーカー文庫)感想
ヒロインたちはメチャメチャ料理が下手と言うよりは、味覚が普通じゃないって感じですよね。ヒロインはメシマズ以外は意外とよくありそうなキャラクターな感じも否めません。必ずしも主人公を中心としたラブコメ感が中途半端な感じもするし、それをメシマズとどう結びつけて展開していくかが難しいように思うので、今後の筆者の発想に期待します。いっそのこともっとメシマズだけで笑いを取っていくような路線でもいいような気もする。でも“MMP=メシマズポイント”という言葉は妙に気に入った。★3
読了日:10月14日 著者:高野 小鹿

 


ヴァンダル画廊街の奇跡〈3〉 (電撃文庫)ヴァンダル画廊街の奇跡〈3〉 (電撃文庫)感想
オペラやバーの話は結構好みでした。いつものエピソードの中に少しずつクライマックスへ向けたトピックが盛り込まれているところはいいと思います。アンノウンの正体はわかり、事態は収束したものの、エナの父親は処刑されたことの真相や、母親の行方などはどっかに行ってしまったのは中途半端な終わり方になったような感じがして残念です。それにしてもゲティスバーグはどこまで真相を知っているのかは最後の最後まで気になりますよね。無理に終わらせず、短編集でもいいからもっといろんなエピソードを読みたかったなと思いました。★3
読了日:10月17日 著者:美奈川 護

 


神様のメモ帳〈8〉 (電撃文庫)神様のメモ帳〈8〉 (電撃文庫)感想
短編集とは言いながらも3つのエピソードが雀熊探し→四代目の両親の登場→エンゼルフィックス→ナルミと四代目の決別とうまくつながっていて流れが良かった。自分の傷と向きあおうとする彩夏をナルミたちが避けようとするほど、彼女の傷が深まっていくところが痛々しい感じがした。アリスと四代目がお互いにナルミのことを罵り合うというのはちょっと新鮮で笑えた。ラストの仲直りはアリスらしく潔かった。ひとまず完結っぽい感じもするが、アリスがデレるまでは続いてほしいかな。★4.5
読了日:10月20日 著者:杉井 光

 


C3-シーキューブ-XV (電撃文庫)C3-シーキューブ-XV (電撃文庫)感想
春亮の誕生日を前に彼への思いを抱くヒロイン達それぞれの気持ちがよく出ていたと思う。春亮ハーレム完成か?と思ったけど最後はフィアに持って行かれちゃった感もありますね。そして死ねないことに苦しむ錐霞や、拍明のやり方は暗さにあふれてましたね。テキトーを装っている崩夏の本気ぶりには驚いたし、あらためて理事長や北条姉妹、崩夏と春亮たちと敵対する勢力との関係が分かったのは良かったと思う。第二騎士領の建設に夜知家はどう対抗するのか楽しみです。★4
読了日:10月22日 著者:水瀬葉月

 


鋼殻のレギオス22  ウィンター・フォール 下 (富士見ファンタジア文庫)鋼殻のレギオス22 ウィンター・フォール 下 (富士見ファンタジア文庫)感想
レヴァンティンとの苛烈な戦いも収束し、サヤやアイレインたちとのつながりもわかりやすくてよかったと思います。ラストにシャーニッドやハーレイが登場したときはなんかスカっとした感じがありますね。そしてようやく自分の戦いに対する気持ちを打ち明けたレイフォンもようやくヘタレから一歩前進ですね。ニーナが戦おうとしている相手は何なのか、そしてフェリとリーリンのレイフォンとの関係の行方も楽しみです。できればクライマックスはメイシェンやミイフィ、ナルキたちにも登場して欲しい。★4.5
読了日:10月22日 著者:雨木 シュウスケ

 


彼女は戦争妖精 1 (ファミ通文庫)彼女は戦争妖精 1 (ファミ通文庫)感想
設定もわかりやすく読みやすかったと思います。クリスの無邪気さが可愛いですね。クリスはウォーライクとして何か特別な事情がありそうですし、まだまだ秘密も出てきそうで楽しみです。伊織とさつきの恋の行方も気になるところです。★3.5
読了日:10月24日 著者:嬉野 秋彦

 


ファウスト 第一部 新訳決定版 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)ファウスト 第一部 新訳決定版 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)感想
以前古典作品の翻訳を読んだ時、文語体の文章に馴染めずずっと遠ざけていました。先日この物語に基づいた映画ファウストを観に行ったのをきっかけに読んでみました。比喩や回りくどい表現が多い感じがしますが読みやすかったと思います。ゲーテが執筆した当時の宗教観や風習がわかるともっと面白かったかもしれないです。悪魔と契約して願いはかなったけれども、それだけでは心が満たされないのかなという感じがします。第一部ではファウストとメフィストの契約が果たされない感じがあり、第二部で二人の関係がどうなるのか楽しみです。★4
読了日:10月28日 著者:ゲーテ

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