超越瞑想―存在の科学と生きる技術

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先回は超越瞑想 癒しと変容 精神科医が驚いた効果と回復を紹介しました。

“超越瞑想(以下TM)は誰にでも簡単にできる技術”だと書いてあったので、習うのにあまりお金はかからないのかなと思っていましたが、近くでは習えるところがないため、遠出が必要になりますし、費用も結構な金額でした。

有給休暇が使い切れないほどあるので、時間は心配ないのですが、お金の工面を考えると二の足を踏んでしまいます。

そこで、本当に受けるべきなのか、他にも必要だと思っているモノもあるけど、それよりも優先すべきなのかなど、決断するためにもう少しよく調べて熟慮しようと思い、もう何冊かTMに関する本を読んでみようと思ったのです。

またまた前置きが長くなってしまいました。さて、この本はどんなことが書いてあるの少し触れておきます。

先回の本は主に“超越瞑想(以下TM)”の効果を科学的な研究事例や実践者のインタビューなどを交えながら紹介するというものだったといえます。

この本は、まず人間のあらゆる活動の核となる“存在”というものを説明しています。そして、TMは意識を“存在”に向けていくものだということです。

TMにより“存在”を開発していくことは、人間の精神や肉体、その人を取り巻く環境を至福で満たすことにつながるということです。この技術を人間の人生の様々な局面でどう活かしていくのか(=生きる技術)について書かれています。

ビートルズのメンバーは1968年に著者のマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーを訪ね、マハリシから直接TMを習いました。そのことでマハリシの名を知っている人も多いかもしれません。

 

先述と重複しますが、この本を読んで理解したことや感想などを書いていきます。

  • 自分の中には、常に外部との関係性(=相対)で動いている、精神的や肉体的や物質的部分(=被造界)があり、それよりも深いところに、何事にも変わることがない絶対的な部分(=存在)があるということを理解しました。
  • 通常、人間の意識や感覚は被造界での範囲で完結してしまいがちで、存在を意識することはほとんどないと思われます。しかし、真実は存在が被造界に働きかけ、外部と自分との関係性を築いているのではないかと感じています。
  • そして、人間の心は存在と被造界を行き来しているのではないかとイメージしました。
  • 存在を開発していくと、存在から被造界へ湧き上がる僅かな動きをとらえられるようになっていき、その作用として被造界をいい方向に動かすように心が働くのではないかと思います。そして、有形無形の姿で外へも影響していくのではないかと思います。
  • TMはこのことが実現できるように、心や意識を存在へ持って行き、心の至福で満たすことが目的なのかなと思っています。
  • この本の原著は1966年に書かれたものですが、普遍性のある内容で、最初の出版から50年以上経った現代にも十分に通用するものです。

ただ、この本は自分には文章が硬く難しい感じがするのと、書いてある事の半分も理解できていないように思いました。

文章が難しいと感じるのはこのような本を読み慣れていないからというのがあるでしょう。内容が理解できないというのは、自分はまだTMを始めていないからです。

しかし、TMの実習中、TMが習慣づくまでの間、TMに慣れてきた頃など、ステージが変わるのにあわせて、読み直すといろいろと発見があるのではないかと思っています。

最後にポール・マッカートニーがTMの体験についてのインタビューを紹介しておきます。インタビューアーは映画監督のデヴィッド・リンチです。(ちょっと長い動画です)

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超越瞑想―存在の科学と生きる技術 [単行本]
マハリシ・マヘーシュ ヨーギー (著), Maharishi Mahesh Yogi (原著), マハリシ総合教育研究所 2011/07

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