生徒会の図鑑 碧陽学園生徒会活動記録

碧陽学園生徒会の会長桜野くりむと紅葉知弦の卒業と、椎名深夏と真冬姉妹の転校で本編が完結した生徒会の一存シリーズの碧陽学園新聞部長の藤堂リリシア神編集のファンブックです。

シリーズ全巻読んでいても楽しめて、また読みたくさせます。

内容は

キャラクター紹介

生徒会の一存シリーズのストーリーダイジェスト

桜野くりむ会長の名言集

作者の葵せきな先生のインタビューや座談会

短編小説3本

などと盛りだくさんです。

カラー口絵には“桜野くりむの大学生活(投稿編)”も掲載され、こちらも必見です。

前半部はイラストも多く見てよし、読んでよしで、またシリーズを読み返したくなる気にさせます。

特にキャラクター紹介では生徒会メンバーはもちろん主要な脇役だけなく、ちょっとしたモブキャラまで説明があり、その多彩さには思わず噴きましたw

後半の3本の短編もなかなか面白いです。

“販促する生徒会”は、生徒会の一存が刊行される前に葵せきな先生のブログに掲載されたものですが、本編とは遜色のない出来になっていて、本当にブレずに面白いシリーズだったのだなと思います。

“杉崎鍵の放課後(没)”は鍵とかつての碧陽学園生徒会長であったつぼみがコンビニでバイトする話ですが、つぼみのチートぶりは笑えます。十分に面白くなぜ没なのかわからないです。

“第七回生徒会役員対策 《企業》取締役会議”役員たちの残念さと暴走っぷりが笑えます。杉崎への怒りから同情に変わっていく様子もなかなかいいです。笑わせつつも最後ちょっとウルっとさせるところがいいですね。

この生徒会の一存シリーズは本編は簡潔ですが、外伝にあたる生徒会黙示録が1冊と、くりむ達が卒業した翌年の杉崎たちの新生徒会の話が刊行されるとのことで、まだまだ楽しみが続きます。

 

2012年05月29日 読了
★★★★☆

 

生徒会の図鑑 碧陽学園生徒会活動記録
葵せきな:原作
ファンタジア文庫編集部:編
藤堂リリシア:神編集
富士見書房 ファンタジア文庫
2012年05月19日発売

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