映画 けいおん!

“先輩と後輩の愛情に思わず涙”

テレビで放映され大人気となったアニメ“けいおん!”の映画化です。

卒業が間近に迫った桜が丘高校軽音部の3年生 唯、澪、律、紬の4人は登校日になると部室でまったりとお茶をしたりといつものペースで過ごしています。

唯は澪、律、紬に対して“最後に梓に何か先輩らしいことをしてやりたい”と言い出し、梓に秘密で4人で何をするか考え始めます。

そんなある日、教室で同級生たちが卒業旅行を企画していることを知り、なぜか唯たちも卒業旅行に行こうということになります。

それぞれが行き先の希望を出しあう中、部室で飼っているスッポンモドキのとんちゃんに行き先を選ばせることになり、ロンドン行くことになりました。しかも梓も一緒にです。

しかし、部室でも旅行先でも3年生の4人は梓に何か隠し事をしているのではないかと、梓は不安を抱きます。

新潟でも12月の全国公開にあわせて上映していた映画館がありましたが、不便なところにあるのでなかなか行けずにいたところ、ようやくいつも行く映画館で公開となったので観に行くことが出来ました。

原作は4コマ漫画であることからか、テレビでも一貫したストーリーがあるというわけではないのに、映画化とは一体どんな展開になるのかと不安でもあり興味のあるところでした。

いろいろご都合主義的なところもあったりしますが、唯たちの卒業にスポットをあてたストーリーは先輩と後輩の愛情をベースにうまく組み立てられているなと感じました。

テレビでお馴染みのとぼけたキャラクターの唯、照れ屋でトラウマを抱えやすい澪、元気いっぱいにおふざけに走る律、お嬢様なのにどこか天然な紬、そして生真面目な梓の繰り広げるゆるい笑いは映画でも顕在です。

この映画では、梓の隠し事への不安と生真面目さが彼女自身の中に勘違いを産んでしまい、それを思い込んでしまう様子はなかなか面白いです。

あちらこちらにゆるめの小ネタを詰め込みまくりますが、梓を思う先輩の唯たち、軽音部とその音楽を愛する梓の気持ちは、見る側の感情を高ぶらせ、思わずホロッといっちゃいますよ。

特に終盤の屋上でのシーンは、軽音部の思い出や、梓を大事に思う気持ち、これから自分たちがすることへのドキドキ感など、青春ならではの様々な感情が凝縮されていて、見る側もすごく盛り上がります。

映画というだけあって映像のクオリティーはすごいですね。さすが京アニの仕事です。キャラクターはどうしてもテレビのようなタッチですが、楽器や背景などの描写が細かくとてもリアルに描かれていて、そこまでやるのかってくらいです。

特に驚いたのはロンドンからの帰りに飛行場へ向かうタクシーの中の映像でした。これはアニメの映像技術を一段高いレベルに押し上げたシーンといってもいいかもしれません。

また、声優陣もテレビの頃から成長しているのか、表現の幅がテレビの時よりも豊かになったように感じます。

バンドの演奏の音もライブ特有のこもったような音になっていたりと凝っています。律のドラムは走り気味だと澪はテレビでよく言っていましたが、走り気味な演奏まで表現されていたり、最後の曲は緊張やどうしようもなく膨らむ気持ちからくる乱れ気味な演奏になっているとはびっくりでした。

テレビの大ヒットでファンが多い作品ですが、見事に期待に応えてくれる作品です。

 

2012年01月28日 T・ジョイ新潟万代にて鑑賞

おすすめ度:★★★★★

最近は純ちゃんがお気に入りです。

 

キャスト
平沢 唯     :     豊崎愛生
秋山 澪     :     日笠陽子
田井中 律     :     佐藤聡美
琴吹 紬     :     寿 美菜子
中野 梓     :     竹達彩奈
山中さわ子     :     真田アサミ
平沢 憂     :     米澤 円
真鍋 和     :     藤東知夏
鈴木 純     :     永田依子

スタッフ
原作     :     かきふらい(芳文社 「まんがタイムきらら」連載)
監督     :     山田尚子
脚本     :     吉田玲子
キャラクターデザイン     :     堀口悠紀子
アニメーション制作     :     京都アニメーション

 

リンク

映画けいおん! 公式サイト

 映画 けいおん!@ぴあ映画生活

ポチっと応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

「映画 けいおん!」への22件のフィードバック

  1. ピンバック: 日々“是”精進!
  2. ピンバック: 23:30の雑記帳
  3. ピンバック: 佐藤秀の徒然幻視録
  4. ピンバック: prisoner's BLOG
  5. ピンバック: こねたみっくす
  6. ピンバック: 超進化アンチテーゼ
  7. ピンバック: カノンな日々
  8. ピンバック: 日記・・・かも
  9. ピンバック: みはいる・BのB
  10. ピンバック: こみち
  11. ピンバック: 西京極 紫の館
  12. ピンバック: 迷宮映画館

コメントを残す