生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6

“宇宙姉弟と中目黒くんがかっこよく、口絵の破壊力が強烈でした”

生徒会一存シリーズの番外シリーズの6巻目です。今回は生徒会の話もありますが、杉崎のいるクラス2年B組の連中がメインの短編集です。

【陰謀なんてどの業界にもごまんとあるわよ】

いつものように生徒会のメンバーが駄弁る話。いつものように会長が突然言い出した「三百人ちょっきり委員会」の手先が杉崎になりすましているということになり、「三百人ちょっきり委員会」の陰謀を杉崎に吐かせようとあれやこれや拷問っぽいことをします。

無理やりにも杉崎が偽物であるということを前提にシュールな尋問は生徒会の駄弁りならではの安定感があります。

「くさや一枚」に笑いました。

 

【最早なにをもって生徒会と題しているのやら……】

・逆生徒会の一存

以前巡のマネージャーにとりいって、アイドルたちとの合コンをセッティングしてもらったもののボロボロにされたリベンジとして、杉崎たちが巡に合コンのセッティングを頼みます。

テレビ電話で品定めをする巡後輩アイドルたちが好き放題に杉崎達のことをバカにしたことに、アンタ達はこいつらのいいところを何も知らないでよくそんなことが言えるわねとブチギレるところは痛快でした。

・大生徒会の一存

生徒会をいつもと違う感じに成長させようと、あれこれ試してみるお話。

自分としてはキャラ濃度向上編とメンバー増員編が面白かったです。

・偽生徒会の一存

ネットで知り合った生徒会のファンがメンバーになりきって、生徒会の会議のようなオフ会をする話。

ここで出てくる知弦って一体誰なんだあぁぁぁ~

 

【二年B組は永遠に不滅です!】

中目黒くんが碧陽学園に転校してくる前の学校で、一緒に花壇の世話をしていた祐天寺つばきが碧陽学園の近くにクラスメイトと旅行に来たことがきっかけに、中目黒くんや杉崎、深夏、巡、守など二年B組の連中が大騒ぎになります。

中目黒くん、いや、善樹の決断は普通の高校生じゃありえないでしょう。一度は辛さから前の学校から逃げたわけですが、そこにふたたび戻ることを決心させたのは、杉崎たちとの日々が輝かしかったからなのでしょうね。彼の心の強さは感動です。

善樹も祐天寺さんも前の学校で失われた青春を取り戻して欲しいですね。

巡は杉崎に告白しますがグダグダになって逆告白させてしまうところは、いかにも巡らしい感じでした。

弟の守は答えを知っていながらも深夏へ告白しますが、その振られ方はかっこよかったですね。

 

それはさて置き、表紙は新キャラか?とおもいきや、あの人でしたか(笑)

そしてなんといっても口絵の破壊力は強烈ですね。しかも本文とはまったく関係がなさそうなところがイイ!

 

本編の方はくりむ達の卒業が間近だし、二年B組も深夏や中目黒の転校を目前にして、本編も番外編も終わりに向けて盛り上がって来ましたね。

 

生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6 (富士見ファンタジア文庫)

葵 せきな (著), 狗神 煌 (イラスト)

2011年10月20日発売

2011年10月31日読了
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「生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6」への2件のフィードバック

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