魔法少女を忘れない(映画)

この映画は同名のライトノベルが原作ですが、作者の“しなな泰之”先生は新潟県三条市出身ということです。

新潟にゆかりのある映画なので観に行ってきました。

 

【ストーリー】

これといってとりえのない高校生の悠也は、テストは毎回追試、放課後にはミュージシャンを目指している友達の直樹や幼なじみで時代劇っぽい話し方でメガネ娘の千花とつるん日常を送っています。

そんな悠也のところへ、ある日突然“元魔法少女”のみらいが妹としてやってきます(ひとりぼっちのところをお母さんが拾ってきた)。

ある夏の日悠也たちと担任の秋村先生と海水浴へ出かけます。

海からの帰りの車の中で悠也は秋村先生から、“魔法少女はいつか人から忘れ去られる運命にある”と聞かされます。

悠也達はみらいのことが忘れられないように奔走するのでした。

【感想】

まず開口一番、 みらいちゃんかわえぇ〜。 こんな妹にお兄ちゃんって呼ばれたら、萌え死にでいくら命があっても足りませんね(笑)。

映画全体は高校生がメインの映画らしいノリでテンポがよく、コンパクトにうまくまとまっていると思います。

キャストもなかなか演技がしっかりしていてよいと思います。

悠也に恋心を抱いていてもうまく伝えることができず、悠也がみらいのことに気持ちが向いているとそれに嫉妬してしまうというの森田涼花の演技はなかなかよいと思いました。

この映画の根っこには“思い出を大切にするということ”あるいは“思い出を忘れてしまうこと”、そして“人から忘れ去られる立場にある人の気持ち”なんかがあると思います。

千花は悠也との幼い頃の思い出を大切に生きたのに、悠也はそのことを忘れてしまっていたりするところなんかはせつないですね.

人の記憶を紡いでいくものは気持ちなんだろうなって思います。

人々から忘れられようとしているところ、想いを交わす悠也とみらいも変に打算的でない純粋さはその年頃の少年と少女らしい恋愛だと思います。

ちょっと残念なのは終盤でクラスメイトだけではなく、直樹や千花からも忘れられてしまっていく中でのみらいの気持ちの描写が物足りなかったかなと思います。

最後はかなり辛い結末になるかと思いましたけど、悠也やみらいの気持ちの強さがファンタジックなエンディングになってよかったと思います。

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