S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー

S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー

角川スニーカー文庫

2010年06月30日発売

 

小説誌「ザ・スニーカー」100号を記念して、本誌に掲載された短編を中心に、文庫未収録作品を厳選し収録した一冊です。

自分は“涼宮ハルヒ”以外は馴染みはありませんでしたが、気に入った作品もいくつかありました。

 

【魔法王国カストゥール 復讐の継承者】

狩猟民族に預けられた王族の息子で魔法使いが再び王族に戻る話。こういう世界観はベタな感じもありますが、自分は結構好きです。ラストの落とし所はロマンチックでした。

 

【涼宮ハルヒ劇場 ファンタジー編】

相変わらずSOS団(というよりハルヒ?)のエキセントリックさが際立っていて面白かった。特に賢者の話をまともに聞かず自分の主張を押し通すハルヒの猪突猛進ぶりは面白いです。

 

【薔薇のマリア エピソード0 百号記念バージョン】

本編の舞台を学園に変えての番外編。本編は知らないですが、学園モノとして結構楽しめました。

 

【トイ・ソルジャー】

人工的に作られた人間が、完全に自動化された大量破壊兵器と戦う話。とにかく大量に兵士が死んでいく退廃的な雰囲気は読み物としては結構好きです。そんな中で自分が戦った意味を残そうとする兵士のけなげな様子が美しい。

 

【アンダカの改造学 恋愛錯戦】

ストーリーはわりと面白いのですが、文章がごちゃごちゃしていて読みにくい感じがあります。決して腕の悪い作者ではないのですが、この作者の作品はどうも自分とは相性が悪いみたいです。

 

【未来放浪ガルディーン 大怒濤。】

ハチャメチャで笑えるSFです。設定もキャラクターの正確もエキセントリックでとにかく賑やかでした。

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