生命の躍動と官能のコラボレーション“COLD SLEEP”

ヴァイオリニストでもあり作曲家の川井郁子とロシア出身のバレエダンサーのファルフ・ルジマトフのヴァイオリンとバレエがコラボレーションする舞台を映像化した作品です。

物語

女は再生の時を待ち時空を越えた眠り(コールドスリープ)についていた。
あるとき女は目覚めて世界を作り、そこに男を作った。
しかし最初の世界では自分が作った男と恋に落ち天罰を受けて世界は滅び、女は再び眠りにつく。
次に作った世界では、女が作った男は混沌とする世界の支配者として君臨し、女は男の様子に心を傷め争うというものです。

感想

最近は名門のオペラやバレエ、クラッシックコンサートなどが映像化され映画館で上映されていますが、今回のようなヴァイオリンとバレエのコラボレーションというのは自分は初めてです。

川井さんは恋心、怒り、絶望、悲しみ、慈愛など、女の気持ちを全てヴァイオリンで表現し、ルジマトフさんは女に作られた男の感情を肉体と動きで表現します。

川井さんは単に立ってヴァイオリンを演奏するだけではなく、演奏しながら動きも表情も女を表現するように演技をしています。まさに世界を作る女にはぴったりです。衣装も素敵でした。

この二人の演技が絡みあった演技は、生命の躍動を感じさせるとともにとても官能的に感じました。

本当に素晴らしい舞台でした。

上映館や上映期間は限られていますが、エポックメイキングな舞台を観たいという方にはおすすめです。

 

映画「COLD SLEEP」公式サイト

コメントを残す