出張前半終了そして映画“ヒア アフター”

ようやく出張も半分が過ぎて、金沢市内で土日を過ごしています。 
 いざ始まるとあっという間に一日一日が過ぎ去っていきますが、仕事も気を遣うことが多く、生活も不規則になりがちです。 
 まだ半分残っているのに心も身体も疲れが溜まって、ストレスが脊髄から脳にまわって、耳の穴とか鼻の穴とかいろんなところから汁が出てきそうです。 
 土日にいろいろ訪ねてみようと思ったりもしますけど、できるだけ休息して来週に備えることを最優先にして、あまり欲張らないでおこうかなとも思っています。 

 今日(2/19)は着替えも洗濯しなければいけないので、今日公開の映画「ヒア・アフター」を観てきました。 
 新潟ではまだ公開日が決まっていませんが、出張で金沢に滞在しているおかげで公開日に観れました。 
 監督のクリント・イーストウッドは年に一本くらいのペースで映画を作っていますがどれも名作ですし、制作総指揮にスティーヴン・スピルバーグとフランク・マーシャルがあたっているということで期待の作品です。

主な登場人物はこの3人 

かつてサンフランシスコで霊能師として活躍したが、その仕事に疲れ、その能力は呪いであると普通の暮らしを求めて苦悩するジョージ(マット・ディモン) 

旅行先で津波に逢い死後の世界を見てしまい、その体験にとらわれ仕事を干されてしまうフランスの女性ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス) 

麻薬中毒の母親と暮らしていて双子の兄を事故で亡くしてしまい、母と引き離され、もう一度兄に逢いたいと願うイギリスの男の子マーカス(ジョージ・マクラレン/フランキー・マクラレン) 

 この三人の物語は最初は別々に進んでいくが、やがてロンドンのブックフェアでマリーの書いた本が出展されることにあわせて、まるで3人が惹きあうように偶然に出会うという物語。 

 「人は死んだらどうなるのか」というテーマに対して、3人それぞれが向き合い、失恋や失業などの現実の世界で苦しみや絶望を背負いながら、自分の心を理解してくれる人を求めてさまよいます。 
人は必ず死にますし、死ぬまでの間に他人の死に直面し、受け入れなければいけない場面もあります。しかし死んだ人がどうなるのかということは誰にもわからないです。わからないから死に対して不安にならずにはいられないのかと思います。 

 でもこの映画は「死後の世界はどうなっているのか」というようなものを空想するのではなく、希望を持って生きようというメッセージが込められているように思います。 
ラストは本当に心がじんわりと温かくなり、希望に向かって前向きに生きられそうな気分になります。なんとなく出張で疲れている心が洗われた感じがします。 

 クリント・イーストウッドはグラン・トリノ、インヴィクタスと本当に短い間に次々と素晴らしい作品を生み出しますが、またまたやられたという感じです。 
 音楽も彼が曲を作っていますが、素朴でありながらも映画を情感豊かなものにしてくれています。 

自分の心はくたびれているんじゃないかと思う人には是非観ていただきたい一本です。

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