映画“REDLINE”

まあ、天気に関係なくみたい映画があるときが映画日和って言うことで今週末も映画を観に行ってきました。 

早めに家を出て、映画館で席をとって、2ヶ月ぶりに散髪に行ってから、映画「REDLINE」を観ました。 

テレビで木村拓哉が出たイベントの放送で知っている人も多いと思います。Redline Trailer(国内で流されていた映画の予告編とは違います)

上の動画は2009年に外国の映画祭に出されたパイロット版のようです。これを基に今回の映画が制作されたようですね。 

で今回の映画の予告編(Special VERSION) 

製作期間7年、動画枚数10万枚(とはいってもポニョは17万枚、スチームボーイは18万枚、他のアニメはだいたい5万枚くらいらしい。でも動画の枚数が多ければいいってもんでもない。) 

今はアニメも殆どはパソコンを使って作画をしてることが多いですけど、でもこのアニメのすごさはとにかく手書きだということ。テレビのアニメに見慣れているとこの絵の感じはアメコミっぽいというか、この作品の絵は荒い感じがします。でもその荒らさが、ありえないほどデフォルメされる人物やマシンの動きを生き生きとしたものにしています。 

キャストは主人公のJPは木村拓哉、JPが一目惚れしたライバルのドライバーのソノシーは蒼井優の他、声優ではなく俳優やモデルをキャスティングしたのも面白かったですね。とはいえちょっとこれはひどいなというのもありましたけど。 

主人公JPの木村拓哉は別に木村拓哉でなくてもいいのではないかという感じもしますが、どでかいとんがりリーゼントとただ走ることを追求し、ソノシーに恋心を抱くけどうまく伝えられないちょっと不器用なキャラクターをうまく演じていたと思います。(少なくともハウルよりは良かったと思う) 

ソノシーは結構サバサバしていて気丈なちょっと大人な感じのキャラクターですけど、蒼井優は思いのほか好演していました。キャラクターデザインもキュートでちょっと好みです。 

手描きだからといっても映像は今時の映画のようにかなり大胆なアングルで描かれているところもすごいですね。このあたりが古い作り方と新しい考え方の融合ということなんでしょうね。 

あと、この映画は全編クラブサウンドっぽいサウンドで、これが場面のスピード感や高揚感をうまく盛り上げていたと思います。久しぶりにサントラを購入したいなと思いました。 

ストーリーは相手の車を攻撃しようと妨害しようとルール無用で一番最初にゴールした人が優勝するレースを舞台に、JPとソロシーの恋がエッセンスになっているといういたってシンプルなストーリーです。 

この映画は制作サイドにテレビ局や大手広告代理店が入っていないので、最近劇場でやるアニメはテレビの映画化ばかりだったり、公開前に食傷気味になるような告知やタイアップ番組などが多くて見る前に食傷気味になったりするものですが、大々的なタイアップや告知などなかったのであまり知られていない作品かもしれません。ここまでオリジナルで勝負しているアニメ作品も珍しいです。 

でも、映像と音楽に引き込まれ、最近のアニメ映画にしては秀逸な一本です。 

ちなみに本編の前に同じ木村拓哉主演のSPACE BATTLE SHIPヤマトの予告編を見ましたが、アニメを見ていた自分にとってはなんだかなーって感じの作品になりそうです。簡単に行ってみれば木村拓哉と黒木メイサ以外の出演者はけっこういいキャスティングなのに、この二人で台無しって感じの映画の予感もします。ヤマトの実写、木村拓哉主演で動員数を稼ぎたいだけのような多額の予算をかけたけど残念なことになりそうです。

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