映画“桜田門外の変”

僕は学生の頃歴史が苦手科目でした。(高校ではいつも赤点すれすれだし、大学では授業を取りませんでした)

そんな自分でも桜田門外の変とか安政の大獄くらいは聞いたことがあります。

しかし、それがなぜ起きたのか、どんな経緯で起きたのか、そのあとどうなったのかということまでは全く知りませんでした(興味がなかったという方が合っているのかもしれませんし、そもそも授業で史実の内容まではきちんと触れてませんからね)

自分が知らない歴史的な出来事を知るのもいいかなと思ってこの映画を観てきました。

では、予告編です。

普通映画では、事の発端があって、いろいろあって、最後に桜田門外の変が起きるという作り方になると思いますが、この映画は当時の幕府大老井伊直弼を殺害する作戦会議があり、その後井伊直弼を襲撃するというところから始まります。

その後、時がさかのぼり、ペリーの来日や、天皇の許可を得ずに日米修好通商条約を調印した井伊直弼を糾弾しようとする動きが出てきたこと、事件後の水戸脱藩浪士がどうなっていったかということが描かれます。

この映画は特にここぞという山場はみられず、とつとつと物語が描かれていきます。

水戸藩も幕府への面目があるため、襲撃に加わった水戸藩士たちは水戸藩からでさえも追われることになります。襲撃に加わった人は襲撃の際傷を追って自刃した人もいますが、生き延びたはいいものの捕らえられそうになるところで自刃した人、捕らえられ斬刑となった人、明治維新以降も生きながらえ、た人は2名でした。

主人公でこの襲撃の指揮をとった主人公の関鉄之介も事件後、一度は約束されたが事件当時になされなかった京都への出兵を再度頼みに薩摩まで出向いたりしながら逃亡生活を送りましたが最後は捕らえられ、斬刑にあいます。

事件当時日本は欧米列強からの驚異にさらされ、徳川300年体制も疲弊し、ドラスティックに世の中が変わろうとしていたと思います。当時歴史ドラマによく登場する人々はそれぞれ考え方はちがうにしても今のままでは日本はだめになってしまう、国を守るためには何とかしなければいけないという志を抱いて命を燃やしたのだと思います。

この映画の最初と最後は現在の桜田門や国会議事堂が映し出されます。今の日本もいろんなことを変えていかなければとても厳しい未来が待っていることは誰もがなんとなくでも感じていることだと思います。この映画は今変革の時期に来ている日本に住む人々がこの国はどうあるべきなのかを考える一つのきっかけになると思います。

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